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Macbook Air 2011 Mid に Windows 10 (x64) を入れる

サブPCが欲しくなってきていたのですが、ちょっと予算不足で購入を断念。
しかし、過去にMacbook Air 2011を購入してあまり使わないまま放置していたことを思い出し、せっかくならとWindows 10を入れてみることにしました。
macOS側がHigh Sierraまでしか対応せず、セキュリティ的によろしくないという面も大きいです。

やること

  • Boot CampMacbook Air 2011 Mid に Windows 10 x64 (October 2018 Update) を入れる
  • MBA 2011 Midは公式にはWindows 10 非対応であるため、インストールにも一工夫が必要

参考

noname.work

seecom-s.com

必要なもの

  • Macbook Air 2011 Mid 本体
    • 中古MBAにWin10入れるなら、MBA 2012以降は公式にWin10対応している(UEFIインストールも可能)ので、今から買うならそちらがおすすめ
  • USBメモリ 8GB x 2本
  • Windows 8.1 x64 iso
  • Windows 10 x64 iso
    • 有効なライセンスが必要
    • Windows以外のOSで以下にアクセスするとisoがダウンロードできる
      • Edgeの開発ツール(F12)から、閲覧モードをLumiaなどに変更するのが手っ取り早い www.microsoft.com
  • USBにisoをブート展開するフリーソフト
  • Boot Camp ドライバー
    • Mid 2011の場合、Boot Camp 5.1.5621をダウンロードする (Windows 8.1用だが、問題なくインストール可能)
    • モデルによっては以下は使えないので、ググって探す support.apple.com

事前にやっておくと幸せなこと

  • ストレージが128GBしかないと辛いので、以下を準備して、SSDの交換・Time Machineによる復元・High Sierraアップデートを実施しておく
    • M.2 SSD (現時点では500GB~がおすすめ)
    • M.2→MBA SSDの変換アダプター
    • Time Machine用のHDD
    • 星型(5角)ドライバー
    • 星型(6角)ドライバー
    • (必要なら)取り外したSSDをUSB化する
    • (必要なら)バッテリー交換

アネックス(ANEX) 特殊精密ドライバー 5溝 1.2 No.3470-G

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作業前の注意

  • 事前にパーティションを切って、直接USBインストールする方法(UEFIインストール)では、不具合のためまともに使用できない。はじめは一見ちゃんと動いているように見えるが、Intel Display Driverが自動的にWindows Updateでインストールされた途端にブラックアウトする。先人と同じ現象がおきた。

seecom-s.com

  • Boot Campアシスタントがパーティションを区切ってくれるが、インストール前にはストレージにAFPSフォーマットのmacOS領域だけが存在する必要がある。
  • Windows 8.1のisoがないと、Boot Campアシスタントツールが作業を進めさせてくれない。かつ、WindowsでUSBに予めisoを展開しても、「このUSBじゃダメ」と怒られてしまう。おとなしくBoot CampアシスタントツールにWindows 8.1のisoを渡して、USBに展開させるのがよい。展開したあとはWin8.1のUSBは使わないので、再フォーマットしてOK。

作業手順

  • WindowsにUSBを刺し、Rufusを用い、Windows 10 isoをUSBに展開する
  • macOSに別のUSBを刺し、Finder → ユーティリティツール → Boot Camp アシスタント を起動
  • 3つチェックを入れる画面が出てきたら、全てにチェックをして先へ進む
  • Windows 8.1 のisoイメージを選択し、USBにisoの内容を展開する
  • 書き込みが終わったら、macの再起動前にWin8.1のUSBを外し、Win10のUSBを接続する
  • キーに何も触らず、MBAの電源をオン
  • 指示に従いWindows 10をインストール
    • インストール先の選択時には、BOOTCAMPと表示されたパーティションを使用すること
    • BOOTCAMPパーティションは「新規」でフォーマットして問題なし (NTFSでフォーマットされる)
  • インストールが完了したら、Boot CampのドライバzipをWin10上で展開する
  • フォルダ内、Realtekのドライバを一旦別のフォルダに移したあと、フォルダ内 setup.exe を起動
    • Boot Camp用ドライバがインストールされる
    • Realtekドライバはあとから個別でインストールする (こうしないとフリーズすることがあるらしい)
  • コントロールパネル → デバイスマネージャー を開き、ドライバが未ロードになっていないか確認
    • BootCampドライバなしだと、BluetoothFaceTimeカメラが認識しないことが多い
    • ドライバを入れれば、全てのデバイスが認識できるはず

使いやすくするために

入れてみた感想

  • 思った以上にサクサク動く。SSDは偉大。素の状態はかなり軽い。
  • ディスプレイ照度が少し怪しい。
  • Wifi802.11nまでと少し遅いが、許容範囲。
  • 動画を再生するような重い処理をするとあっという間にファンが回る。これは仕方ない…。
  • BIOSモードのためIntel VTが有効にならず、Dockerなどで遊べない。とはいってもスペック低すぎるのでやらなくて正解。
  • 外出先でOffice文書をいじるくらいなら全然余裕っぽいので、しばらくはこれをサブPCとして外出時に持ち歩こうと思います。